2022.09.20

【9/21開催】国連総会に合わせて「SDG16+フォーラム・アジア」を共催します

9月13日から26日までニューヨークの国連本部で開催されている第77回国連総会に際して、市民社会が様々なサイドイベントを開催しています。

JANICでは、昨年に続き、アジアのパートナー団体とともに、SDG16+に焦点を当てた「2022 SDG16+フォーラム・アジア」を開催します。2030アジェンダ/SDGsの実施とその他の関連課題に対するSDG16+アプローチをアジアで推進し、グローバルな連帯精神のもと、アジアの経験に基づいたグローバルな課題に対応することを目的としています。

image

【概要】

日時:2022年9月21日(水) 日本時間16:00-19:00(バンコク時間14:00-17:00)

登録:https://forms.gle/nL5SEmhMXfUz4abL8

主催:APSD、JANIC、TAPネットワーク、Forus、GCAPの協力のもと、ADAが主催

備考:2022年9月にニューヨークで開催される国連総会に関連した世界行動週間に開催される「地球規模での人々の集い(Global People's Assembly)」の一部として開催

連絡先担当者:ジョツナ・モハン(Jyotsna Mohan)、ADA jyotsna@ada2030.org

アンセルモ・リー(Anselmo Lee)、APSD alee7080@gmail.com

【背景】

・2015年に2030アジェンダが採択されて以来、SDG16+に向けた進展は遅く、ばらつきがあり、多くの場合、後退しています。その上、世界的な傾向は、平和で公正かつ包括的な社会に対して働き続け、政府からの政治的意志は薄れ、排除は増加しています。第2回SDG16+フォーラムは、市民社会組織(CSO)が集まり、SDG16+に関してより大きなアクションが必要な分野を特定する機会を提供するものです。

・この文脈で、2021年版の「SDG16+フォーラム・アジア宣言」と2022年版の「SDG16+に関するローマ市民社会宣言」は、政府や政府間組織だけでなく市民社会からもSDG16+の深い実施と説明責任を擁護するために、我々のコミットと状況の変化への関連性の観点から見直されます。

・2023年は、2030アジェンダ(2016-2030)の15年の旅路における転換点であり、CSOは、不平等、気候、食料、エネルギー危機など、進行中でさらに悪化している世界の危機に取り組むために、SDGsの効果的実施を加速するためのモメンタムの再活性化することが求められています。第2回SDGs16+アジア・フォーラムの成果文書は、本フォーラムでの議論に基づいて策定され、2022年と23年、特に2023年の未来サミットとSDGsサミットの双方に向けた共同行動の共通指針として活用される予定です。

・SDGs16+の観点で取り組むべき主な課題は以下の通りです。

-COVID-19、軍事クーデター、ロシア・ウクライナ戦争、気候危機など、現在進行中の課題・危機

-アジアにおけるSDGs16+の観点からのSDGs実施状況のモニタリング

-国連持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD)およびハイレベル政治フォーラム(HLPF)

-国連事務総長による「私たちの共通の課題(Our Common Agenda)」(2022年「教育の変革サミット」、2023年「未来のサミット」)

-まもなく開催される国連総会(2022年)、SDGsサミット(2023年)

-エジプト(2022年)およびUAE(2023年)で開催される国連気候変動枠組条約締約国会議(UNFCCC)

-インドネシア(2022年)、インド(2023年)でのG20サミットに向けたC20の行動