2022.07.05

009 【7/7,11,14開催】市民社会の視点でSDGsを議論~国連フォーラムのサイドイベントにオンラインで参加しよう!

毎年7月、国連加盟国が集まり、SDGsの進捗を報告し、関連する様々な課題についてのレビューを行う「持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム(High-Level Political Forum / HLPF)」が開催されます。過去2年間はCOVID-19の影響によりオンライン開催でしたが、今年は7月5日から7月15日にかけて、国連本部のあるニューヨークで対面にて開催されます。HLPF開催期間中、国際機関や市民社会によるサイドイベントや関連イベントも実施されます。

JANICは、2017年以降、HLPFへの参加を通じて、日本政府への提言を行っています。今年はアジアの市民社会組織やグローバルな市民社会組織ネットワークと協力し、3つのイベントを共催します。

今回のサイドイベントでは、JANICのアドボカシーを担当する新たなシンクタンク「THINK Lobby」として、これまでJANICで培ってきた政策提言に関する経験や、SDGs達成に向けた日本政府および市民社会の役割を踏まえ、各国の市民社会と議論を行う機会とします。

いずれもオンライン開催で、日本からの参加が可能です(イベントによっては英語、フランス語、スペイン語の同時通訳はありますが、日本語はありません)。参加の仕方は、それぞれの詳細紹介ページでご確認ください。

7/7開催「民主主義を促進し、市民社会スペースを強化するためのデジタル化の力を活用する」では、デジタル化と市民社会に関する主要な世界的トレンドは何か、デジタル化は民主主義や市民社会スペースを強化することができるのか、などの課題を議論します。

https://thinklobby.org/news_events/hlpf070722/

7/11開催「SDG17を活用したVNRプロセスの強化と改善」では、国連加盟国政府が数年おきに発表するSDGs進捗報告書であるVNR(Voluntary National Review / 自発的国家レビュー)に対して市民社会が働きかける際に、SDGs目標17「実施手段の強化と持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップの活性化」をいかに重視すべきかを提案します。

https://thinklobby.org/news_events/hlpf071122/

7/14開催「アジア太平洋における持続可能な開発に向けた気候行動と政策一貫性」では、SDGsを含むアジェンダ2030と気候変動に関するパリ協定の両方を達成するために必要な政策一貫性について、市民参加、法の支配、透明で包摂的な制度の確保などのSDGs目標16に含まれる要素をどのように活用すべきかを議論します。

https://thinklobby.org/news_events/hlpf071422/