2024年09月20日(金)
【活動報告】リトアニア開発協力NGOプラットフォーム「VBP」がJANIC事務所を訪問
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2024年9月18日、リトアニアの開発協力NGOプラットフォームである「Vystomojo Bendradarbiavimo Platforma (VBP)」のルーカス・イヴァナウスカス理事が来日し、JANIC事務所を訪問、JANIC事務局長の水澤恵およびシニアアドボカシーオフィサーの堀内葵と面会しました。
VBPは2007年に設立され、現在、22団体が加盟しています。リトアニアのNGOによる開発協力活動を支援し、能力構築を行うことで、リトアニア社会の文化間・市民的・民主的発展に貢献しています。欧州連合(EU)・リトアニア開発協力政策の策定と実施に関与し、NGOのネットワーキング、国境を越えたパートナーシップの強化、モニタリングとアドボカシー、政策立案、優良事例の共有、セクター横断的な活動を実施しています。VBPとJANICはともにCIVICUS、CPDE(CSO Partnership for Development Effectiveness)、Forusに加盟しています。
会合では、リトアニア政府と日本政府が2022年に締結した「戦略的パートナーシップ」を受けて、今後、開発協力に関する様々なイニシアティブが予定されていることに触れられ、リトアニアと日本のNGOによる協力について意見交換しました。また、ウクライナでの支援活動や復興事業について、双方のNGOによる取り組みを紹介しました。イヴァナウスカス理事が所属するNGOでは、アルジェリアやケニア、イラクなどでのICT(情報通信)分野での活動に加え、今後はアジア諸国での事業実施も視野に入れていることもあり、日本を含むアジアの市民社会との連携に期待を寄せている、とのことです。
水澤と堀内からは、JANICの活動や組織の紹介に加え、THINK Lobbyとして取り組んでいるアジア開発連盟(ADA)やCivil7/Civil20を通じた政策提言、東アジアの市民社会による交流、THINK Lobbyジャーナルの発行などについてお話ししました。
今後の連携について継続的に議論することを確認しました。