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2024年11月22日(金)

【12/19開催】第2回持続可能な開発資金枠組み達成に向けた市民社会ネットワーク会合

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堀内葵

2025年6月から7月にかけて、第4回国連開発資金会合がスペインで開催されます。10年前の2014年に開催された第3回会合では、各国が持続可能な開発とSDGsを達成するために必要な財源を動員し、調整できるようにするため、「アディスアベバ行動目標」を採択しました。金融包摂の改善、持続可能な投資の増加、特別引出権(SDR)の発行、国際開発金融機関(MDBs)システムの改革に向けた取り組みなど、いくつかの進展はあるものの、その約束はほとんど果たされていないままです。

今年7月に発足した「持続可能な開発資金枠組み達成に向けた市民社会ネットワーク」のキックオフ会合では、多様な分野で活動するNGO/NPO関係者が集まり、開発資金・気候資金および国際財政構造の改革に向け、互いに知り合い、共同で活動を行う機運を高めることを目的として交流を行いました。現在もメーリングリストで情報交換が続いています。

2回目となる市民社会ネットワーク会合では、10月に米国・ワシントンDCで開催されたIMF・世界銀行農業機関、11月にアゼルバイジャン・バクーで行われている国連気候変動枠組締約国会議(COP29)での気候資金に関する議論、同じく11月にブラジル・リオデジャネイロで開催されたG20サミット、および、12月に米国・ニューヨークで開催される第4回開発資金会合第2回準備会合の様子を報告し、各国のポジションや市民社会からの提言内容について学ぶ機会とします。

今回はハイブリッド開催といたしますので、日本全国および海外からもご参加いただけます。

【日時】

2024年12月19日(木)10:00-12:30

【場所】

航空会館ビジネスフォーラム 502号室(東京都港区新橋1-18-1)

【対象】

開発NGO、環境・気候NGO、労働組合、協同組合、シンクタンク

【主催】

持続可能な開発資金枠組み達成に向けた市民社会ネットワーク(共同実施団体:特定非営利活動法人アフリカ日本協議会、一般社団法人グリーンピース・ジャパン、特定非営利活動法人国際協力NGOセンター)

【プログラム】

開会挨拶、チェックイン&参加者自己紹介

キックオフ会合の振り返り

報告1:IMF・世界銀行年次総会と気候資金の動向
三谷優衣子(Climate Reality Project Japan)

報告2:COP29における気候資金の動向
小池宏隆(グリーンピース・ジャパン)

グループ・ディスカッション1(気候資金)
日本政府(環境省、財務省)への提言
一般社会への働きかけ(キャンペーン、SNSなど)

報告3:ブラジルG20サミットでの富裕層への課税をめぐる議論
堀内葵(JANIC)

報告4:第4回開発資金会合準備会合
稲場雅紀(アフリカ日本協議会)

グループ・ディスカッション2(開発資金、IFA改革)
日本政府(財務省、外務省)への働きかけ
国際機関への働きかけ(IMF/WB、ADB、COP、G7/G20など)
一般社会への働きかけ(キャンペーン、SNSなど)

各グループからの発表

閉会挨拶

【申込】

https://forms.gle/fa4vMop6DbXUGwvDA

【申込締切】

2024年12月18日(水)

【参考】

開催報告:持続可能な開発・気候資金枠組みにむけた日本の役割~市民社会ネットワークづくりのためのキックオフ会合~
https://thinklobby.org/20240731_event_report/

【お問い合わせ】

特定非営利活動法人国際協力NGOセンター janic-advocacy @ janic.org

 

執筆者プロフィール

堀内葵