2025年03月07日(金)

南アフリカC20ワーキンググループ登録開始

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#C20

堀内葵

G20は、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、韓国、南アフリカ共和国、ロシア、サウジアラビア、トルコ、英国、米国の19か国に加え、欧州連合（EU）とアフリカ連合（AU）の首脳が参加して毎年開催される国際会議です。例年、G20の首脳以外にも、招待国の首脳や国際機関の代表などもサミットに参加しています。

今年（2025年）のG20は南アフリカ共和国が議長国を務め、「連帯（ Solidarity）・公平性（Equality）・持続可能性（Sustainablity）」をテーマとし、11月22日・23日にヨハネスブルグで首脳会合が開催されます。

G20に対してさまざまステークホルダーが提言を届ける「エンゲージメント・グループ」という仕組みが、2013年から設置されています。日本でG20大阪サミットが開催された2019年には、「2019年G20サミット市民社会プラットフォーム」が設置され、JANICはSDGs市民社会ネットワークと共に共同事務局を務め、C20の運営を担いました。

今年（2025年）のC20は、
・Economic Justice Network (EJN)
・African Forum, Network on Debt and Development (AFRODAD)
・Oxfam South Africa (OZA)
の3団体が中心となって運営されます。

このたび、C20ワーキンググループへの参加登録申込が開始されました。
以下の10のワーキンググループが設置されています。

1. ジェンダー平等・フェミニスト・公正な経済
（Gender Equity & Feminist Just Economies）
2. 食料安全保障
（Food Security）
3. 反人種差別・気候・エネルギー正義
（Anti-Racism, Climate & Energy Justice）
4. 平和・安全保障・武器規制
（Peace, Security & Gun Control）
5. 環境正義・持続可能でしなやかなコミュニティ
（Environmental Justice & Sustainable & Resilient Communities）
6. すべての人への統合保健
（Integrated Health for All）
7. グローバル財政構造改革と債務
（Global Financial Architecture Reform & Debt）
8. すべての人への教育
（Education for All）
9. テクノロジーとデジタル化
（Technology & Digitalization）
10. SDG16：民主主義を実現・保護し、汚職と闘う
（SDG16: Delivering & Protecting Democracy and Fighting Corruption）