SHARE

2024年05月27日(月)

【セミナー】企業とNGOの連携によるシナジー創出:人権課題への最新対応と実践的協働(6/25)

おすすめ記事

お知らせ

普及

このたびJANIC/THINK Lobbyでは「企業とNGOの連携によるシナジー創出:人権課題への最新対応と実践的協働」をテーマにセミナーを開催します。

このセミナーでは、企業とNGOが連携することで生まれるシナジーに焦点を当て、ビジネスにおける人権課題に対する最新の対応策を共有します。ソーシャルセクターとビジネスセクターが対話を深め、協働することで、どのような相乗効果が期待できるかを具体的な事例を交えながら議論します。

~~このような方に特にお勧めです!~~
1.企業とNGOの連携の重要性を理解したい
2.最新の人権課題への対応策を知りたい
3.実践的な協働について考えたい

詳細は下記のとおりです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

―――――――――――――――――――――――――――――――

企業とNGOの連携によるシナジー創出:人権課題への最新対応と実践的協働

―――――――――――――――――――――――――――――――

<概要>

  • 日時:2024年6月25日(火)16:00-17:00 
  • 会場:オンライン
  • 参加費:無料
  • 対象:一般(企業のCSR担当者/人権・サステナビリティ担当者/事業担当者、NGO関係者、その他テーマに関心をお持ちの社会人/研究者/学生/市民)
  • 申込:https://forms.gle/Y8vbnvwSo8aUKkGs9 (締切 6/21)

<背景>

サステナビリティを考えるうえで、環境意識は社会に広く浸透しました。では、新たに注目すべきキーワードは何でしょうか。

2011年に、国連ビジネスと人権に関する指導原則が採択されて以来、「ビジネスと人権」への意識が欧米を中心に広まり、日本でも大手企業を中心に取り組みが進んでいます。そして多くの企業が、世界の法規制化や国内のソフトロー対策として、人権デューデリジェンスや救済措置の策定を進めています。しかし、権利を侵害されているライツホルダーの特定や、どのような企業行為やプロセスが課題なのか、企業が自社の課題を把握することはむずかしく、表面的な対応にとどまっているケースが多く見られます。

一方で、NGOは様々な要因で権利を侵害されている人々に寄り添い、支援活動を展開しています。そこで本セミナーでは、企業がライツホルダーの声を聴く手段として、支援の現場で活躍するNGOとの対話の有用性について考えます。また、NGO側・企業側双方が、対話の際に感じるコミュニケーションギャップを埋めるためのコツについて話し合います。

企業とNGOが互いのユニークな視点や強みを持ち寄れば、サステナブルなビジネスモデルを成立させ、社会課題の解決に結びつく可能性があります。このセミナーを通じて、企業とNGOが互いに補完し合い、より良い社会を実現するための具体的な一歩を踏み出すきっかけを提供します。

<登壇者>

基調講演・モデレーター

  • 土井陽子(どい ようこ)氏
    JANIC THINK Lobby プロジェクトコーディネーター
    プロフィール>
    大学卒業後、経済産業省の外郭団体にて、日本からタイへの技術移転推進事業等を担当。その後、電機メーカーのCSR部門で社会貢献活動やCSR推進活動を担当。人権方針の策定や人権デューディリジェンスの仕組みづくりに携わる。国際人権NGOアムネスティ・インターナショナル日本に転職し、ファンドレイジングと企業渉外を担当。企業の人権への取り組みへの助言や人権研修などを行う。現在はフリーランスとして、一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)、Social Connection for Human Rights(SCHR)、THINK Lobby、エコネットワークス等で活動中。

 

パネリスト

  • 金田晃一(かねだ こういち)氏
    株式会社NTTデータグループ サステナビリティ経営推進部 シニア・スペシャリスト
    JANIC理事
    プロフィール>
    1987年慶應義塾大学経済学部卒業、1993年レディング大学大学院修士課程(多国籍企業論)修了。FASID 「リーダーシップ・アカデミー」「開発と企業コース」、ECFA「国際開発金融機関専門職員短期研修プログラム」、IDCJ「工業開発トレーニングコース」修了。タイ(農作業)やカンボジア(英語教育)で海外ボランティアを経験。ソニー渉外部通商政策課、在京米国大使館経済部通商政策(対日規制緩和)担当、ブルームバーグテレビジョン・アナウンサーを経て、1999年以降、ソニー(再入社)、大和証券グループ本社、武田薬品工業、 ANAホールディングス、 NTTデータグループの5社にて、貧困削減、教育振興、地雷除去、生物多様性保全、震災復興、感染症撲滅、サステナビリティ・スクール開講、NGO基盤強化、AI画像診断を含むデジタル・フィランソロピーなど、約40のNGO/NPOとの協働プログラムを立ち上げる。日本ソーシャル・イノベーション学会理事。
    (参考URL: https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=4430
  • 中尾洋三(なかお ようぞう)氏
    JANIC THINK Lobby プロジェクトコーディネーター
    プロフィール>
    1981年味の素株式会社⼊社。ギフト事業やカルピス社の「カルピスウォーター」等マーケティングを担当。2003 年経営企画部で中期経営計画策定とCSR導⼊を担当。2005年専任組織の CSR部を⽴ち上げ、全社CSRのマネジメントとコミュニケーションを担当。2009年ガーナ栄養改善プロジェクトにも参画。2017年⼈事部で⼈権担当として「ビジネスと⼈権」の社内導⼊を進める。2022年味の素社を退職後、⼀般社団法⼈JP-MIRAIサービスで外国⼈労働者⽀援を⾏う。2024年4月よりJANICのTHINK Lobbyでも活動。
  • 堀江由美子(ほりえ ゆみこ)氏
    公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー部部長
    プロフィール>
    共同通信社に勤務後、英国大学院で農村開発修士課程修了。1999年より(特活)国際ボランティアセンター山形の駐在員としてカンボジア農村開発事業に従事し、2002年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに入局。海外事業部、法人連携部を経て、2010年よりアドボカシーを担当。開発援助政策、SDGsをはじめとして、国内外の子どもの権利の実現に向けて、幅広い分野の政策提言に関わる。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――

以上、皆様のご参加をお待ちしております。

 

【お問合せ先】

特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)

芳賀(Email
*お問合せはメールにてお願い致します。