2024年09月27日(金)
【11/1開催 】労働組合とNGOの連携により取り組む「ビジネスと人権」シンポジウム
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JANICでは、NGO労働組合国際協働フォーラムが2004年に設立されて以来、連合とともに共同事務局を務めて参りました。
NGO労働組合国際協働フォーラムは、NGOと労働組合が協働で運営しているネットワークです。NGOと労働組合がお互いの強みを活かして協働することで、地球規模課題の解決に貢献し、公正ですべての人々の可能性を開くことができるグローバル社会の形成と市民社会の強化を目指しています。設立されたネットワークは、今年で20周年を迎えました。
今般、本フォーラムの20周年を記念して「ビジネスと人権」をテーマにシンポジウムを開催します。
持続可能な開発目標(SDGs)やESG(環境・社会・ガバナンス)に関心が向かう中、「ビジネスと人権」は重要なテーマとなりました。また企業活動に人権リスクを抑える努力を求める「人権デューデリジェンス(企業が事業活動や製品・サービスの提供において、人権リスクを特定し、その防止・軽減に取り組む一連の取り組み)」が重視されるようになりました。
新疆ウイグル自治区やミャンマーなどでの企業活動に伴う人権侵害が注目されていることもあり、ビジネスと人権の問題は海外で起きていると思われがちです。しかし、日本国内における労働者の権利侵害・ハラスメント・差別・外国人労働者への人権侵害などもビジネスと人権の問題です。労働組合は密接・長期に企業に関係することなどから、企業活動における特別なステークホルダーであり、ビジネスと人権について、労使関係を通じた使用者側への働きかけや他のステークホルダーとの連携などに積極的に取り組む責任があります。国内外で、人権侵害の課題に取り組み、当事者を支援しているNGOと労働組合が協働することで、人権デューデリジェンスを推進することが可能となります。
このシンポジウムでは「ビジネスと人権」をテーマに、「外国人人材」と「児童労働」に取り組むNGOと労働組合から互いの取り組みを報告し、NGOと労働組合の益々の協働の可能性について対話します。シンポジウムの後にはフェアトレード商品をご用意して交流と名刺交換の機会を設けますので、NGOと労働組合の出会いの場としても活用してください。ぜひ多くの皆様にご参加いただければ幸いです。
開催概要
日時:2024年11月1日(金)15:00~17:00
会場:連合会館(3階AB会議室)東京都千代田区神田駿河台3-2-11
定員:60名
対象:労働組合関連者、NGO関係者など
主催:NGO労働組合国際協働フォーラム
プログラム(予定)
1.課題提起:労働組合とNGOが一緒にビジネスと人権に取り組む必然性
講師:(労組)連合国際政策局 星野 裕一、(NGO)ACE 代表 岩附 由香
2.パネルディスカッション:「外国人人材」と「児童労働」
ビジネスと人権のサブテーマである「外国人人材」と「児童労働」について、
NGOと労働組合の双方から、双方の視点と取り組み事例をご紹介します。
・外国人人材:NGO:シェア=国際保健協力市民の会/労働組合:UAゼンセン
・児童労働: 労組側とNGO側双方から事例紹介します(講師調整中)
懇親会開催概要
日時:2024年11月1日(金)17:00~18:00
会場:シンポジウム会場
目的:NGOと労働組合の名刺交換の場とする
飲食:フェアトレードコーヒーとお菓子を提供予定
参加費:無料
参加申し込み方法
こちらのフォームからお申込みください。
※申し込み締切:10/25金 ただし定員になり次第締め切ります。
お問い合わせ先
NGO側事務局
(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)
〒169-0051 新宿区西早稲田2-3-18 アバコビル5F
メール:ngorouso@janic.org
労働組合側事務局
日本労働組合総連合会(連合)国際政策局
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
メール:jtuc-kokusai@sv.rengo-net.or.jp