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2023年04月09日(日)

【4/12開催】第4回東京民主主義フォーラム

堀内葵

 

香港における国家安全維持法の施行、ミャンマーでの軍事クーデター、アフガニスタンでのタリバンの政権掌握、 ロヒンギャ危機、政府や警察によるCOVID-19ロックダウン時の残忍な弾圧や暴力、言論・結社・集会の自由への継続的な制限など、近年、アジアの民主主義は脅威にさらされています。

市民社会組織はこの傾向を反転させるべく、アジア開発連盟(Asia Development Alliance / ADA)が主導する「SDG16+に関するアジアフォーラム宣言」、TAP Networkが主導する「SDG16+に関するローマ市民社会宣言」、C7とC20による開かれた社会と市民社会スペースに関する政策提言、などの形式で、具体的な政策提言を実施しています。

JANICは、 市民社会スペースの課題に取り組むため、2019年から「東京民主主義フォーラム」を開催し、アジア各地の市民社会による調査研究や政策提言書を発表する機会を提供しています。

第1回は 2019年に東京で開催されたC20サミットの一環として、第2回は2021年に、第3回は2022 年にそれぞれオンライン会議「HAPIC」の一環として実施し、同時期に開催されてきた釜山民主主義フォーラム(Busan Democracy Forum / BuDF)、ウランバートル民主主義フォーラム(Ulaanbaatar Democracy Forum / UDF)、カトマンズ民主主義フォーラム(Kathmandu Democracy Forum / KMDF)や、アジア民主主義ネットワーク(Asia Democracy Network / ADN)と民主主義共同体(Community of Democracies / CoD)によるアジア・アフリカ民主主義 フォーラム(Asia-Africa Democracy Forum / AADF)などの取り組みと歩調を合わせてきました。

2022年の東京民主主義フォーラムでは、登壇者からの提言をまとめた「10の行動勧告」を発表しています。

2022年度には、市民主導のイニシアティブとして、2022年5月から2023年2月にかけて、6つの主要実施パートナーとともに、「アジアにおける民主主義と市民社会スペースを守る(略称:DDCSA)」プログラムを実施しています。

DDCSAの主な目的は、現場の人々、CSO、政策立案者、政府、学界、企業とのパートナーシップのもと、アジアにおける民主主義と市民空間の状況を具体的に改善し、民主主義の価値や人権、人間の尊厳を守り抜く市民力を高め、SDG16+(目標16「平和と公正をすべての人に」と関連する諸目標やターゲット)の達成を促進することです。

主要実施パートナーによる研究成果や提言は、2023年4月12日に開催される第4回東京民主主義フォーラムで共有されます。

さらに、今年、インドで開催されるG20サミットに向けて、多様な市民社会組織、民衆組織、草の根コミュニティ、市民が自由に参加し、自分たちの懸念や願望を表明できる、より自律的な空間とプロセスを求めるための独自の取り組みである「人々の20(Peoples’ 20)」を組織する市民社会グループも、議論に招待する予定です。

アジアにおける市民社会スペースや民主主義の課題にご関心がある方は、ぜひご参加ください。

                                        記

■日時:2023年4月12日(水)9:30-14:45(日本時間)

■場所:砂防会館別館 会議室「立山」(東京都千代田区平河町2丁目7-4)

■アクセス:
https://goo.gl/maps/wywGyFvTRoypWyTZ9

■プログラム(暫定版):

9:30-10:30 オープニング:アジアおよびその他の地域における今日の民主主義

10:30-11:30 セッション1:アジアにおける市民社会スペース(インド、モンゴル、ネパール、パキスタン)

11:30-12:30 昼食休憩(参加者ご自身で手配ください)

12:30-13:30 セッション2:外国介入法、地域人権メカニズム、持続可能な開発に向けた政策一貫性、国際保健と民主主義

13:30-14:30 セッション3:C7、C20および「人々の20」

14:30-14:45 閉会

■言語:英語のみです。同時通訳の手配はございません。あらかじめご了承ください。

■定員:20名

■申し込み:

https://forms.gle/eT3MKb4aQHiHYmXd6

■申し込み締切:2023年4月10日(月)15:00

■備考:オンライン配信はございません。後日、THINK Lobbyのウェブサイトで録画を公開予定です。

■お問い合わせ:janic-advocacy@janic.org

■登壇者一覧:

-Jamila Asanova, Asia Development Alliance (ADA) / C7 Steering Committee
-Anselmo Lee, Asia Civil Society Partnership for. Sustainable Development (APSD)
-Narayan Adhikari, Accountability Lab / Coordinator of C7 Open and Resilient Societies Working Group
-Hideki Wakabayashi, Japan NGO Center for International Cooperation (JANIC)
-Hemal Kamath, Voluntary Action Network India (VANI)
-Bilguun Tumurbaatar, Center for Human Rights and Development (CHRD), Mongolia *online participation
-Arjun Bhattarai, NGO Federation of Nepal (NFN)
-Mohammad Zia-ur-Rehman, AwazCDS-Pakistan
-Aoi Horiuchi, Japan NGO Center for International Cooperation (JANIC) / C7 Steering Committee
-James Gomez, Asia Centre
-Gopal Krishna Siwakoti, INHURED International
-Jyotsna Mohan Singh, Asia Development Alliance (ADA)
-Dr. Kim Chang-yup, People’s Health Institute, Seoul National University
-Vidya Dinker, Indian Social Action Forum (INSAF) *online participation
-Megumi Mizusawa, Japan NGO Center for International Cooperation (JANIC)

 

執筆者プロフィール

堀内葵